フィンガードラムを演奏するための入力機器:パッドコントローラー

PCとオーディオインターフェイスを選んだら、次に考えておきたいのがMIDIパッドコントローラーです。

PCにインストールされた音色を鳴らすために必要となります。

ここでは、指ドラムとDTMにつかうパッドコントローラーの役割について、分かりやすく解説します。

パッドコントローラーとは

PCにインストールした音源を鳴らすためのコントローラーです。

PCと接続して使います。

図のようにパッドが16個並んだものが主流です。

音色のパラメーターも手元でコントロールできるように、フェーダーやノブが搭載された機種があります。

 

単体では音は鳴らない

WiiやPS4でゲームを遊ぶには、コントローラーが必要ですよね。

逆にコントローラーだけあっても、ゲーム機本体がなければ遊べません。

それと同様、パッドコントローラーだけでは音が鳴らないので注意してください。

パッドコントローラーで音が鳴る仕組み

パッドを叩いたとき、音色の情報(MIDI信号)が出力されます。

送られたMIDIデータをもとに、音楽作成ソフト(DAW、DTM)が音声データをスピーカー側へ受け渡し、音が鳴ります。

プレゼンテーション1

MIDIとは

音の高さと長さ、強弱などの『音色の情報』をデジタル機器同士で送受信するための規格です。

DAWとは

PCで音声データの編集や録音などを行える、音楽制作をするためのソフトウェアです。

パッドコントローラーを選ぶポイント

次の点を留意して選ぶのがよいでしょう。

  • パッドの数は最低16個
  • パッドバンク機能の有無
  • 付属音源とソフトウェア

パッドの数が多いほど使える音色が増える

こちらの画像のように、シンプルなドラムセットを考えているなら、16個のパッドで再現が可能です。

裏を返せば、16個のパッドは最低限必要となります。

 

ではテリー・ポジオさんのように、まるで要塞のようなセッティングを再現したい場合はどうでしょう。

極端な例ですが、16個では到底足りませんよね。

あなたが複雑なドラムセットの演奏を再現したいとお考えなら、次に説明する『パッドバンク機能』を搭載しているコントローラーが必須です。

複数のパッド設定を登録できる『パッドバンク機能』

パッドのMIDI設定を複数保存しておける機能です。

別の設定を呼び出して使えばあら不思議、まるで4次元ポケットから別のドラムセットを取り出すような使い方ができます。

この機能があれば曲に合わせて多くのサウンドを用意でき、演奏の幅が広がります。

 

演奏するためのDAWと音源ソフトが付属しているものを選ぶ

DAWやドラム音源はお持ちですか?

これらのソフトウェアが付属しているコントローラーを選ぶと、費用を大幅に抑えることができます。

スクリーンショット (15)

 

おすすめのパッドコントローラー

以上の点を踏まえて、あなたにおすすめのパッドコントローラーを紹介します。

 

強力なポータブル・コントローラー『AKAI MPC STUDIO』

クラブミュージックやDJなどで大活躍した『MPC』と呼ばれる機種の最新コントローラーです。

持ち運びがしやすく、アルミ製の外観とボタンの配置など、なかなかスタイリッシュです。

 

MPC SOFTWAREが付属しています。

このソフトが非常に強力で、演奏だけでなく、音色の加工から楽曲づくりまで幅広く活用できます。

7ギガバイト以上の音声データもついてくるので、これ1台で必要なソフトは全て揃います。

 

パソコンの画面を見ずに、音色の情報を液晶で確認しながら、各種ボタン類を使って調整ができるのも効率的で良いです。

 

なんでもできる利便性とおしゃれなカラーパッド『MASCHINE STUDIO』

Native Instruments製の強力なドラム音源DRUMLABと音楽制作ソフトが付属します。

これ1台で演奏から楽曲製作まで可能な点は『MPC STUDIO』と同じなのですが、デザインがとにかくかっこいい。

 

フルカラー液晶情報は非常にみやすく、パッドとノブ、ボタン類も扱いやすい、ハードウェア側で音楽製作することを十分に考慮された機種です。

 

パッドコントローラーというよりは、据え置いて、パソコンと連動して使うシンセサイザーですね。

高価ですが、楽曲製作を中心に行いたいならおすすめしたいパッドです。

 

公式サイトで使い方をレクチャーする動画が配信されている点も◎

それを見れば初心者でも容易に使いこなせることでしょう。

複雑な機能はいらない!シンプルな入力機『AKAI MPD218』

MIDI入力としての機能だけに絞ったパッドコントローラです。

 

「とにかく指ドラムをやりたいんだ!」

そんなあなたにおすすめです。

 

 

加えてMPC Essentialsで音色の加工と演奏も行えます。

そしてなにより、『BigBangUniversalDrums』という強力なドラムとパーカッション音源が付属しています。

価格も安いので、これから指ドラムをはじめる初心者におすすめのコントローラーです。

 

MPD218については、こちらで詳細なレビュー記事を投稿していますので、よかったら参考にしてください。

64個のパッドで複雑な演奏も可能!『LaunchPad Mini』

Novation Launchpadのミニバージョンです。

64個もパッドがあるので、多彩な使い方ができます。

音源はついてこないですが、Ableton LiveというDAWソフトが付属しています。

Abletonは、初音ミクが歌う不朽の名曲、『Tell your world』を世に送りだしたkz(livetune)さんが愛用しているDAWソフトです。

さらにはVocaloidユーザーに人気のDAWソフト、FLStudio用にも設計されているので、FLStudio使いにもおすすめです。

 

お値段も1万円。ふところに優しい点も魅力ですね。

すでに音源をもっていて、余計な付属ソフトはいらないから安く抑えたい。

そんな方には有力候補です。

 

まとめ

パッドコントローラーの役割と、おすすめの機種を紹介しました。

16個以上のパッドが搭載され、気に入った音色のあるドラム音源やDAWソフトが付属した機種を選んでください。

指ドラムに関する過去の記事はこちらです。

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