MuseScoreの音色を変更したい!サウンドフォントの設定方法

MuseScoreでは様々な楽器の音色を出せるように、GM音源をベースとしたサウンドフォントというものが使われています。

初期設定では『FluidR3Mono_GM.sf3』が付属しており、PC標準のGM音源より良い音がでます。

しかし、”PC標準のものと比べればマシ”というレベルの音色です。

 

もっといい音色で鳴ってくれないだろうか。

素敵な音色であれば楽譜を作成するモチベーションも向上し、心地よく作業を進めることができます。

 

ここでは、MuseScore2のサウンドフォントを変更する方法を紹介します。

サウンドフォントとは

サウンドフォントには大きく2種類あります。

  • 単一の音色情報を格納したもの
  • GM音源の配列に従って複数の楽器の音色情報を格納したもの

単一の音色情報を格納したサウンドフォント

例えば、ピアノの音だけ、ドラムの音だけなど、一つの楽器の音色を格納したフォントになります。

ミューズスコアで複数の楽器の楽譜(バンドスコアなど)を作成するときには不向きです。

しかし非常に良い音色のものが多く、パート譜には最適です。

GM配列で複数の楽器の音色を格納したサウンドフォント

128個の楽器の音色情報が格納されたフォントです。

他のデバイスと互換性を保つため、楽器の順番やMIDIマッピングが統一された規格です。

昨今は優れた単一音源が増えてきたため、DTMなどの音楽制作環境でGM配列のサウンドフォントはあまり使われていませんが、吹奏楽のスコア譜などを作製するときに向いています。

 

どちらのフォントもMuseScoreは対応しているので、状況によって使い分けるのがよいでしょう。

サウンドフォントの設定方法

無料で使えるサウンドフォントがいくつかウェブ上で入手できます。

ここでは『Timbres of Heaven』というフリーのサウンドフォントへ変更してみましょう。

容量は300MBと少し大きいですが、その分素敵な音色を鳴らしてくれます。

 

サウンドフォントファイルの解凍と保存場所

まず、こちらのサイトからフォントをダウンロードします。

ページの下のほうにダウンロードリンクがあります。

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ファイルは.7zという拡張子で圧縮されていますので、それに対応した解凍ソフト(7ZIP)で開いてください。

サウンドフォントはサイズが大きいので、ほとんどが圧縮されています。

.zip, .sfArk, .tar.gzなど。

全て『7ZIP』で解凍可能なので、インストールしておくといいでしょう。

 

解凍したファイルをミューズスコアのサウンドフォントがおいてある場所へ移します。

通常なら次の場所が設定されています。

Windowsなら『C:\Program Files (x86)\MuseScore 2\sound』

Macなら『Applications/MuseScore 2.app/Contents/Resources/sound』

 

サウンドフォントを変更する

ミューズスコアを起動し、ツールバーの『表示』から『シンセサイザー』を開きます。

『Fluid』タブで『追加』ボタンを押してフォントをインストールします。

『上』ボタンでフォントを一番上に移動させます。

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Timbres Of Heavenは少し音圧が高く、音割れする可能性があります。

音量バーで-20dBほど音量を下げて、規定値に設定しておきましょう。

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これで設定は完了です。

やったね!

右上の『×』ボタンを押してウインドウを閉じ、再生してみてください。

デフォルトと比べて素敵な音色になりました。

 

ZerberusシンセサイザーでSFZファイルを設定する

ミューズスコアはSFZ形式のサウンドフォントもサポートしています。

せっかくなのでこのファイル形式も設定してみましょう。

こちらから素敵なピアノ音源、SalamanderGrandPianoをダウンロードしてください。

 

.tar.bz2で圧縮されているので、あなたがWindowsを使っているなら、7zipで2回解凍してください。

 

得られたファイルをサウンドフォントが置いてあるフォルダに移動させ、ミューズスコアを起動します。

 

『表示』から『シンセサイザー』を開き、『Zerberus』タブから、.sfzファイルを追加します。

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これでSFZファイルの設定が完了です。

やったね!

 

サイズは大きいですがリアルなピアノ音源なので、あなたがピアノの楽譜づくりを行っているなら是非インストールしてみてください。

 

まとめ

MuseScore2にて、SF2とSFZの2種類のサウンドフォントを変更する方法をまとめました。

これで楽譜作りがもっと捗りますね。

サウンドフォントは特殊な形式で圧縮されている場合があるので、7zipなどの解凍ソフトを使って展開してください。

さらに、SF3というファイルサイズの小さいフォントがあるので探してみてください。

そしてこっそり教えてください。

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コメント

  1. rise より:

    Timbres of Heavenは、吹奏楽とかには不向きっぽいですね。
    すごい音割れします

    1. hoda より:

      そうなのですね。私の環境では-20dBほど下げれば音割れしなくなりましたが、これも環境次第なのかもしれませんね。
      情報ありがとうございます!

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