
ドラマーにとって、練習場所の確保は悩ましい問題ですよね。
思い切り叩きたいけど、防音室のない家では演奏できませんし。
その点、エレキドラムは騒音の問題を一挙に解決できるのが魅力的です。
と思いきや、振動を抑えることはできないので、アパートでは難しかったりします。
それでもなんとか、自宅でドラムを楽しめないだろうか。
そんなあなたに朗報です!
フィンガードラムをご存知ですか?
ドラムセットやスティックは必要ありません。
あなたの指とパソコン、MIDIパッドコントローラーがあれば実現できます。
フィンガードラムってなに?
ここ数年のPCとデバイスの進化で世に現れた、新しいドラム演奏の方法です。
「指ドラム」とも呼ばれています。
小さなパッドコントローラーと、ドラム音源をインストールしたPCを使って演奏します。
音源さえ揃えば、どのようなジャンルも自由自在です。
日本では月間検索数は少なく、ニッチなジャンルです。
一方、海外では「Finger Drumming」のキーワードで月間20000以上の検索があり、広く認知されています。
フィンガードラムの利点
- おき場所や演奏場所に融通がきく
- 騒音や振動になやまされない
- 多彩な音色
- 音楽制作にも大活躍
フィンガードラムは場所を選びません。
持ち運びが簡単で、スタジオやライブへの持ち込みもスムーズにできます。
こちらの動画では屋外で演奏してます。
バスドラムをキックする必要が無いし、スティックも使わないので、騒音や振動で迷惑がかかることはありません。
演奏だけでなく、録音したり、効率よく音符の入力が行えます。
音色も豊富で自由にカスタマイズでき、音楽制作に幅広く活用できるんです。
現状の問題点
大きく、2つの問題点があります。
- ドラムの演奏技術がそのまま通用しない
- ノウハウや教則本が希少
ドラムの演奏技術がそのままでは使えない
これまでドラムを学んできた人にとっては、少しもどかしく感じるはずです。
下半身が使えない分をどうすればいいのか。考えさせられます。
また、ルーディメンツ技法を使うには工夫が必要です。
ノウハウが希少
歴史が浅く、体系的なノウハウがありません。
海外ではXPRESS PADのようなeラーニングがありますが……。
これはビジネスチャンスかもしれません。
必要なもの
- PC
- パッドコントローラー
- オーディオインターフェース
- スピーカーまたはヘッドホン
- 音源ソフト
windowsで使う場合、かなりパワーのあるPCじゃないと難しいです。
音とびやレイテンシー、遅延がひどくて演奏どころじゃなくなりますから。
音源やDAWは、オーディオインターフェイスやパッドに付属されるので、別途購入する必要はないでしょう。
まとめ
フィンガードラムの情報は貴重なので、積極的にシェアしたいですね。
私も独学ではありますが、このブログで情報を発信していきます!
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