
レイテンシーの少ないリアルタイム演奏を可能にするオーディオインターフェイス。
これらの機材を揃えれば、フィンガードラム、指ドラムに必要なものは全て手に入ります。
DAWはオーディオインターフェイスに。
ドラム音源はパッドコントローラーに付属しています。
しかしそのうち、付属の音源では物足りなくなってきます。
なぜなら、これらの音源はDAWのサンプラーで加工して使うことを前提としているからです。
DJやハウスミュージックなどのジャンルにめっぽう強いのですが、生ドラムに近い、アコースティックな太鼓の音色も聴きたいですよね。
そうは言っても、もう使えるお金はないよ!
そんなあなたに、無料で導入できる素敵なドラム音源をご紹介します。
記事内目次
フリーとは思えないビジュアルとリアルな音色『MT Power Drum Kit 2』
車輪の再開発でしょうか。
初代Ezdrummerを彷彿とします。
ドイツの音響デザイナーの方たちの手で製作された、VSTプラグインとして動作する音源です。
パワフルでリアルな音色
勢いのある鋭い音色で、ハードロックやヘヴィメタル、ポップスに向いています。
ジャズやボサノバなどには難しいですね。
動作が軽く、PCに優しい
他の優秀なドラム音源は、音声データが膨大な分、SSDを圧迫します。
また、読み込みに時間がかかるなど、フットワークが重い場合があります。
一方、MT Power Drum Kit 2は非常に動作が軽く、音色のデータも100メガバイト以下でCドライブに優しいです。
シンプルで使いやすいインターフェイス
マニュアルがあるのですが、そんなもの必要ないくらいシンプルでわかりやすいソフトです。
やりたいことをストレス無く実現できる設計がされています。
ミキサーで音色の調整ができる。
各楽器の音色をミキサーで省いたり、混ぜることができます。
コンプレッサーをかけることもでき、さらには音の位置決め(パン)も可能です。
ドラムトラックの作製に便利なMIDIグルーヴ
MIDIデータで用意されたグルーヴを使って簡単にドラムパートを作製できます。
まるで専属のドラマーがいるかのような気分になります。
まとめ
非常に強力な、無料で使用できるアコースティック・ドラム音源『MT Power Drum Kit 2』を紹介しました。
動作が軽く、初心者でも扱いやすいソフトです。
DTMと指ドラムに、是非ためしてください。