
音の長さと高さを示すものが音符です。
音の長さは音符の種類で、音の高さは五線譜に書かれた位置で決まります。
この記事ではどういう種類の音符があるのかを紹介します。
種類はさほど多くなく、読み方も簡単な算数で理解できるため、容易に覚えることができるしょう。
音符の種類
音符には次の3種類が存在します。
- 単純音符……全音符を2で割っていったもの
- 付点音符……音符の横に黒子があるもの
- 連音符……音符を特定の数字で割ったもの
順にみていきましょう。
単純音符
全音符を基準に、単純に2で割ることができる音符です。
四分音符は全音符を4つに割ったもの。
八分音符は全音符を8つに割ったものになります。
こちらは4分の4拍子、テンポ120のときの各音符の長さを体感する動画です。
よければ参考にしてください。
付点音符
音符の横にほくろのような点が付いた音符を『付点音符』と呼びます。
付点音符は音の長さが通常の1.5倍になります。
また複付点音符というものもあり、これは長さが1.75倍となります。
連音符
単純音符を、指定した数字で割った音符です。
音符の上にかかれている数字をとって、3連符、5連符、7連符などとよびます。
全音符を3つに割ったものを全音符三連。
2分音符を3つに割ったものを二拍三連といいます。
音符の部分名称
音符を構成する各部位にも名前が存在します。
せっかくなのでそれも覚えておきましょう。
MuseScoreなどで楽譜を作成するときや、プレゼンの際に役立つと思います。
丸い部分を『たま(符頭)』、たまから伸びている細い線を『ぼう(符幹)』、ぼうにくっついている曲線を『はた(符こう)』といいます。
休符
休符とは、音を止めて休むことを指示する記号です。
まとめ
音符の種類と読み方についてまとめました。
単純音符、付点音符、連符の3種類があり、それぞれ簡単なルールに従って長さが決められていることが分かったかと思います。
また分からないことが出たときに、読み返し参考にしてください。
音楽の授業で連音符だけ何の説明もなしに出てきたので戸惑いました
そういうことだったんですね
こちらの記事、参考いただいたようでうれしいです!
また遊びに来てください。