
この記事ではミューズスコアにおける、タッピングとアーミングの入力方法をまとめました。
アーミングは『テキスト譜表』を使って、タッピングは『マスターパレット』から記号を挿入します。
アーミング(Tremolo Arm)
アームと呼ばれる部品を押し込んでブリッジを浮かし、無理やり弦のテンションを緩め、ビブラートのような効果をだすテクニックです。
アームはこのようにブリッジ部に取り付けられています。
アーミングの表記方法
楽譜で表現するのが難しい演奏法ですから、今回は『Arm.』と記述する程度にします。
パレットの『アーティキュレーションと装飾』から、『ビブラート』記号を挿入しましょう。
音符に重なったりして見にくい場合は、インスペクタウインドウで位置を調整してください。
次に『Arm.』の文字を『テキスト譜表』(ctrl+t)を使って追加します。
このようになりました。
タッピング(Tapping)
ハンマリングとプリングそしてタップ奏法を組み合わせて、複雑なフレーズを演奏するテクニックです。
タップとは、指先をフィンガーボードに叩きつけて、打楽器のような音色を生み出す演奏方法を指します。
ライト・ハンド奏法とも呼ばれていますね。
この動画はエリックさんのAirTap!。
流れるようなタッピングの音色に多くの人が魅了されました。
タッピング記号の入力方法
このような楽譜を用意したので、これにタッピング記号を記譜していきましょう。
音符を選択し、『ctrl+t』で譜表テキストを追加し、文字を編集します。
次に下矢印『↓』を入れたいのですが、パレットにはありません。
パソコンのキーボードの『z』を押すと、その他の記号のリストが表示されますので、そこから探します。
『Open arrow down』があるので、ダブルクリックして音符に追加します。
このようになりました。
まとめ
MuseScoreにおける、タッピングとアーミングの入力方法をまとめました。
アーミングは『テキスト譜表』を使って、タッピングは『マスターパレット』から探して追加します。
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