
楽譜作成ソフトといえば、『Finale』や『Sibelius』が有名ですね。
『Finale』にはNotepadという無料版もあるのですが、使える機能が制限されていて、痒いところに手が届かない仕様になっています。
もっと使いやすく、懐にやさしいソフトはないかと、ネットの海をさまよい見つけたのが『MuseScore』です。
これから音楽活動をはじめるあなたの力強い味方になってくれることでしょう。
MuseScoreの人気と動向
MuseScoreはWerner Schweerによってオープンソースで開発が進められた楽譜作成ソフトウェアです。
2002年から少しずつ開発が進められ、2009年辺りからジワジワとユーザーが増えてきました。
海外での人気が高いですが、日本でも徐々に人気が高まっています。
「なんだか使いやすそう」
ということで、2013年頃から使い始めました。
そして2015年3月、安定版ともいえる『MuseScore2』がリリースされました。
Mac、Windows、 Linuxに対応しています。
Windows10でも使えますよ。
無料で使うならMuseScoreが1番使い安い
「五線譜をキャンバスに見立て、まるで絵を描くように楽譜を作成できます。」
というのは言い過ぎですが、動作が軽く、使いやすいのは事実です。
音符の入力をマウスとキーボードで行えるのはもちろんのこと、MIDIキーボードやパッドにも対応しています。
アーティキュレーションや装飾は『パレット』とよばれるカラムから、ドラッグ&ドロップするだけで追加できます。
機能制限がなく、他の有料ソフトの無料版ではできないことが、MuseScoreならできます。
ピアノもタブ譜もコード譜もバンドスコアも。
あらゆる楽譜をこのソフトで作成することが可能です。
MuseScoreは本当に多機能なフリーソフト
- PDF、MIDI、MP3、WAVEなど、多くのファイル形式で出力することができます。
- サウンドフォントに対応していて、好きな音源に変更ができます。
- 少しお膳立てが必要ですが、MIDIファイルを読み込んで楽譜にできます。
- 編集はできませんが、AndroidやiOSでも楽譜の表示が可能です。
まとめ
MuseScoreは楽譜作成者にとって、お金の面でも機能面でも、非常に理想的なソフトです。
あなたもミューズスコアを使ってみませんか?
次に読むべき記事はこちら。
旧版(1.3以前)では強制終了する頻度が高かったりバグが多かったりで、
いろいろ難がありでしたが、現行の2.0は比較的安定して使えるので安心です。
特に、デフォルトのサウンドフォントの音色がぐっと本格的になったのと、
ドラムスの再生時にノイズが乗るという致命的な欠陥が改善されたのが大きいです。
無料ソフトで使い易く、楽譜画像やPDF、更には手軽に音声ファイル出力できるのは本当にありがたい。
本格的なDTM環境がまだない私にとって本当にありがたいソフトです。
はーちゃんさん、コメントありがとうございます!
返信がおそくなってごめんなさい
ミューズスコアは本当に使いやすくなりましたよね!
今後も長く使っていきたいツールの一つです。
hodaさん、はじめまして。
実はいつもお世話になっております。
MuseScoreは非常に高機能で楽譜作成上で、ほとんどすべてのことが出来ると言っていいほどですよね。
微妙な調整すらできる。
こんなことがしたいのだけど…と思ったら、hodaさんのどらみみコピーでいつも問題解決させていただいています。
ギター譜でよくある、三連符の4分+8分=付点8分+16分みたいなのを楽譜の最初にはりつけるのができるといいのになあと思うくらいです。
これからもよろしくお願いします。
junさん、はじめまして!参考にしていただいてとても嬉しいです!
MuseScoreも少しずつ仕様がかわったりしているので、精査もかねて今月あたりから更新を再開いたします。
また来てください~