
この記事では、ミューズスコアにおけるハーモニクスの記譜方法を紹介します。
ヴァイオリンなど、他の楽器にも応用できるので覚えておくとお得ですよ。
ハーモニクスとは
通常とは異なる方法で奏でることで、特定の倍音を浮き立たせるテクニックです。
ギター以外ではフラジオレットと呼ばれています。
音色に倍音を多く含ませることで、心地いいサウンドを表現する演奏方法です。
ハーモニクスの入力方法
さっそく入力方法をみていきましょう。
今回はこのような楽譜を用意したので、これをハーモニクス記号に置き換えます。
といっても簡単で、パレットの『符頭』からシェイプ・ノートをドラッグアンドドロップするだけです。
TAB譜の表記は諦めましょう。
ピッキング・ハーモニクスの入力方法
こちらも簡単に記譜できます。
パレットの『アーティキュレーションと装飾』から『○』をドラッグアンドドロップするだけです。
ストローク記号と重なってしまったのを修正しましょう。
『○』記号を選択し、インスペクタウインドウで垂直位置を調整します。
このようになりました。
まとめ
ミューズスコアにおけるハーモニクスの記譜方法をまとめました。
残念ながらタブ譜の表記には対応していませんでしたが、譜表テキストで注釈を入れるなどして対応しましょう。
ピッキング・ハーモニクスの記譜はフラジオレット、他の楽器のハーモニクス表記にも応用できます。
次に読むべき記事はこちらです。
こんにちわ。こちらの記事を作譜の参考にさせて頂いてます。
ところで用意された譜ですが、シとソがそれぞれ12フレットと表記されています。
通常はこの音高だと0フレット(つまり開放絃)になってしまうと思うのですが、
どういうやり方だとこんな風にできるのですか?
ハーモニックスの表記としてはたいへん有効だと思います、宜しくお願いします。
最近、自分のブログに muse score で作った譜を載せています。御笑覧下さい。
https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772
これは。。!ご指摘の通りですね。修正いたします。
情報ありがとうございます。
また、記事を参考にしていただいているとのこと、とても嬉しいです^^
ありがとうございます!
いやいや、訂正はされなくてよろしいのですよ、
譜例の様にTAB譜に任意のフレット数を入力するのが可能なら、方法を教えて下さい。
何しろギターソロの曲には、フラジオ指定が沢山あるものですから。