
MuseScoreにおける、ギターのトレモロとボリューム奏法記号の入力方法をまとめました。
トレモロはパレットの『トレモロ』から挿入し、ボリュームは『線』の『クレッシェンド記号』を使います。
トレモロ(Tremolo)
同じ高さの音を連続して小刻みに演奏するテクニックです。
異なる音程の音を交互に連続して演奏する場合もあります。
後者はトリルと少し似ていますね。
こちらの演奏動画は『最後のトレモロ』という曲で、トレモロ演奏の魅力が詰まっています。
トレモロ記号の挿入
今回はこのような楽譜を用意しました。
この音符にトレモロ記号を追加します。
例のごとくパレットから『トレモロ』記号をドラッグアンドドロップします。
2つの異なる音を交互にトレモロする場合は符幹(棒)が入っていない記号を用います。
ギターの楽譜で使うことはないでしょうが、ピアノやマリンバなど、他の楽器で使うことがあるかもしれません。
ボリューム奏法(Volume Swells)
エレキギターのボリュームつまみをあらかじめゼロにしておき、弦を弾いた後にボリュームを上げて神秘的な音色を奏でるテクニックです。
電気信号を音色に変えるエレキギターならではの奏法ですね。
ボリューム奏法記号の挿入
クレッシェンド記号を使います。
パレットの『線』からドラッグアンドドロップするか、パソコンのキーボードの『<』を押して挿入します。
クレッシェンド記号をダブルクリックし、位置と長さを調整します。
このようになりました。
まとめ
ミューズスコアにおける、トレモロとボリューム奏法記号の入力方法をまとめました。
トレモロはパレットの『トレモロ』から挿入し、ボリュームは『線』の『クレッシェンド記号』を使います。
トレモロは再生に反映されますが、ボリューム奏法は反映されないのでご注意ください。
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