
楽譜を読めるようになるには反復練習が一番効果的です。
楽譜を見て、聴いて、演奏すること。
しかし実際のところ、ドラムの楽譜を読むのはそれほど難しくありません。
理由は大きく2つあります。
- 音階がない
- パターンが決まっている
ピアノやベースなどの音階がある楽器は、音程とリズム、和音を読み取る必要があります。
一方、ドラムはリズムだけで、パターンも決まっています。(フィルインやジャズのアドリブなどは例外ですが)
基本的なパターンを知るだけで、多くのドラム譜を読めるようになるはずです。
この記事では16ビートについて、よく見られる楽譜パターンを紹介します。
16ビートってなに?
16分音符が主体となったリズムです。
ロックやファンクでよく見られます。
次の楽譜のように、バスドラムを踏むタイミングも無数に考えられます。
16ビートのバラード
これはスローテンポのバラードで度々見かけるグルーヴです。
2拍目と4拍目は、スネアドラムの縁をスティックの側面で叩いた音色です。
『サイドスティック』あるいは『クローズド・リムショット』と呼ばれています。
ヒップホップ的16ビート
ヒップホップで使われるパターンです。
このような『跳ねる』リズムは、左上にこのようなマークが付きます。
『16分音符は、中抜きの3連符として演奏してください。』という意味です。
まとめ
16ビートの典型的なリズムパターンを紹介しました。
楽譜を読めるようになるには、実践が必要です。
私も吹奏楽をはじめたころ、ドラムの楽譜はちんぷんかんぷんでした。
こんな私でも、演奏を繰り返して理解できるようになりました。
もしあなたが楽器を持ってなくとも問題ありません。
フレーズを口ずさむだけでいいんです。
PCをお持ちなら、MuseScoreやDAWでの打ち込みで身につきます。
どのような形でも、アウトプットが重要だと覚えておいてください。